有山 じゅんじ

(ありやま じゅんじ)

Bio

日本 , 1953-1-4 〜

Genre

フォーク ブルーズ ロック

Keywords

スティール弦ギター フィンガーピッキング

Profile

若干中学二年生の時にひょんなことからフォークグループ「五つの赤い風船」の西岡たかしの誘いをうけ、グループに参加。その時は若すぎて早々に辞めてはいるが、高校生の時にはラグタイムブルースの祖 Blind Blake に大きな影響を受け、アコースティック・ブルースに開眼して行く。'73年に上田正樹とサウス・トゥ・サウスを結成したことが、彼の本格的なプロキャリアのスタートとなる。'76年に解散後は、ギター弾き語りで等身大の表現という時代に流されないスタンスを貫き続けて今日に至っている。「変わらない事」が若い世代からもリスペクトされるようになった今、また何度目かの旬を迎えつつある有山じゅんじ氏である。

相当な長いキャリアをもつ彼だが、その同世代のミュージシャン達を我々は沢山耳にしてきている。がしかし、我々の耳に届いてくる音楽は当時のシーンに合わせてパッケージングされたものが多かった。今にして思えば、誰もが初めから歌謡フォークのようなモノを目指していたということは無く、カントリーブルースに憧れデルタブルースにのめり込み、芳醇で深いアメリカンミュージックを音楽的ルーツとして来た若いミュージシャン達は多かった訳である。そんな中で有山氏は若くして抱いた憧れを、忠実に、着実に、そしてあくまでも自己流に身に纏うことに成功し続けてきた希有な存在である。唄と絶妙に絡むフィンガーピッキングの妙も、フォークギター弾き語りといえばジャカジャカだらけになってしまった今(何故だ?)、ミュージシャン予備軍達はしっかりと影響されて欲しいなぁ。

Disk

Thinkin' of You

Thinkin' of You

'04年、ファンが待ち望んでいたアコースティックギター一本による(ウッドベース等多少は加わっているが)、シンプルな弾き語りの集大成的アルバム。アコギインストが2曲(「It's Only a Paper Moon」「Over the Rainbow」)、収録されているのも嬉しい!! 製作にはじっくりと時間がかけられ、収録12曲以外にも倍ほどの曲が書かれ、厳選されたそうである。

私は彼のアルバムを多くは聴いていないが、これほど透明感溢れるものはこれまで無かったのではないだろうか。どちらかというと雑多でバラけた感じが持ち味の有山氏なのに、「光る雪」や「いつかあの娘が戻ってきたら」等の無垢なことといったら。他の曲も聴き手に映像を喚起させるようなイマジネーション豊かなものが多い。これって音感的にシンプルではあっても凄いことなんじゃないか。「ポリシー」やら「宣言」やら、自我の押し売り的な音楽が溢れるようになった今、そう思ったりする。そうそう、インストの2曲も彼独特の不協和音をうまく生かした軽快なラギー・ブルースです。テクニックを隠しつつ粋の極地を目指したいギタリスト達、必聴。


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Referred From

Eric Bibb, 田中 まこと

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