Duck Baker

(ダック ベイカー)

Bio

USA , 1949-7-30 〜

Genre

ケルティック/アイリッシュ ジャズ/フュージョン ブルーズ

Keywords

ガットギター フィンガーピッキング

Profile

Duck Baker は、30年以上もブルーズやジャズ等のアメリカン・ルーツ音楽を中心に、アコースティックギター・ミュージックの第一人者として活躍してきたプレイヤーである。'70年代はずっと Stefan Grossman 主催の Kicking Mule レーベルを根城としていたので、John RenbournBob BrozmanPeter Finger、そして日本の打田十紀夫と交遊は広く、アコギインストに首を突っ込みはじめると早晩遭遇する重要人物なのだ。

'70年代にはカントリーブルーズを出発点にしたアコースティック・ギタリストが多く出現したが、Duck Baker はブルーズへの求心力を保ちながら、年輪を経るとともにゴスペルやケイジャン、ジャズ、アイリッシュ/ケルティック音楽へと幅を広げていき、自分の音楽を豊かにしてきた人だ。また、この種のギタリストには珍しくガットギターをメインにしている点でもユニーク。若いギタリストが水も漏らさないハイ・テクニックを珍しげもなく披露する昨今だけど、四半世紀以上変わらない一本芯の通ったスタンスと、ちょっとむらっけのある男っぽいプレイは、何ものにも代え難いアコギ界の至宝だ。

Disk

There's Something for Everyone in America

There's Something for Everyone in America

'75年、Kicking Mule からのデビュー作。ガットギター一挺による、シンプルながら力強いブルーズやラグが、なんと17曲も。プロデュースは、同レーベルの盟友ギタリストである Dale Miller。

同時代のアコースティック・ブルーズを手がけるギタリストの多くが、いにしえのブルーズの復古や再現に腐心していたなか、Duck Baker の演奏を聴くと、オリジナルな解釈を加えることで埋もれた音楽たちの「再生」を試みていたことが伺える。「Pineapple Rag」や「Take Me Out To The Ballgame 〜 America」のような和み系のナンバーがあるかと思うと、「Plymouth Rock」や「Matty Powell」等、現在でも目の前で弾かれたら「カッコイイ!!」と叫んでしまうような切れ味の曲だってある。最後の「Temperance Reel」「Hick's Farewell」は、のちのアイリッシュ/ケルティック方面への探求に繋がっていく萌芽だろう。

尚、CD 化に際して奏法解説付きの39ページもの TAB 譜 PDF が収録されている。お得!!


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Links

http://www.duckbaker.com/

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