フリージャズという、ギターには馴染みの薄い分野で活躍する白人アコギスト。詳細は不明だが、Charlie Paker にショックを受け、Bartok や Shoenberg といった現代音楽に導かれて来たという。
'98年、Enjaレーベルから。彼自身のセプテットを率いての力作。全編、フルアコのジャズギターをアコースティック録音でバキバキと弾き鳴らしている。アンサンブルにバイオリンが入っているせいか、新しさと懐かしさが同居したような奇妙な味わいだ。殆どが彼自身の作曲によるもので、4曲目の「Chromosphere」はギター1本で演奏されており、南米の現代音楽にも通じるダンサブルな緊張感に貫かれた佳作。