John Keawe

(ジョン ケアベ)

Bio

USA

Genre

ハワイアン

Keywords

スティール弦ギター フィンガーピッキング スラックキー

Profile

ハワイ在住のスラックキーギタリスト・シンガー。ハワイ島コハラ市の出身で、高校生時代はロックバンドでギターを弾いていたが、4年の兵役を終えた頃から Gabby PahinuiRay Kane に感銘を受けて独学でスラックキーギターを弾き始める。'90年頃からコンスタンスにアルバムをリリースしているが、それらは度々 Na Hoku Hanohano Awards (ハワイのグラミー賞とも言われる)にノミネートされ、特に「Ho'onanea」は Best Instrumental Performance に輝いている。

一寸聴いただけでは同じに聞こえるかもしれないスラックキーギターだが、始祖 Gabby Pahinui のような土の匂いのするプリミティブなものから、それを発展・高度化した Cyril Pahinui に代表されるギター・マニアック好きのするタイプ、または Keola Beamer みたいに万人受けするコンテンポラリー・ミュージックなタイプのものまで、様々に分化しているとも言える。そんな中で John Keawe が奏でるギターこそが、日本人の多くがハワイに対して抱く「癒し」のイメージに最も近いのじゃないかと思える。とにかく繊細で優しいのだ。肥大化する一方の癒し幻想にはゲンナリの私だが、John Keawe の演奏を初めて聴いて非常にしっくり来るものがあった。なんかこう、スラックキーギタリスト達のジグソーパズルの最後の一片が埋まったというか、無意識の中にあった欠落感が解消したという感じなのだ。

とりわけ日本人の感性に合うギターだと思うが、不思議に知名度が低いのはレーベルの問題かなぁ。

Disk

Keaweualani

Keaweualani

'03年発表、シルクのようなスラックキーギターに益々磨きがかかった7作目。2曲、ボーカル入りナンバーがあるけれど、ボーナストラック的な位置づけにされていて実質的に彼の本領発揮なギターアルバムだ。ホテルの窓際でボーっと景色を眺めながら、よく囀る南の鳥達の声を聴いているような心持ちにさせる、身も心もとろける音楽でいっぱい。多重録音も多用されているが、全然あざとく感じないし、魅力的なギターなのは間違いないのに「よし、コピーしてやろう」なんて気も全く起こさせない。そんな意味では不思議なアルバムだ。これまでハワイアンギターの中では Barney Isaacs のスライドギターがキモチ良さナンバーワンだったが、John Keawe の爪弾きはそれに匹敵するかも。「上善、水の如し」とでも評したい、ニュートラルで澄み渡った至福の60分。


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Links

http://www.johnkeawe.com/

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