Peter Lang

(ピーター ラング)

Bio

USA , 1948 〜

Genre

フォーク ブルーズ

Keywords

スティール弦ギター 12弦ギター フィンガーピッキング

Profile

'70年代前半に John Fahey により見いだされ、異彩を放ったフィンガーピッカー。Takoma の同僚(?)である Robbie BashoMichael Gulezian と相通じるムードを、この Peter Lang も色濃く持っているが、あのどんよりとストーンドした空気感を言葉で説明するのは一寸難しい。彼自身がキャリアを語るところによると、'60年頃から初期 Dylan や John Koerner の影響を受けたフォークシンガーとして、ミネソタ州立大付近のコーヒーハウスでサーキットしていたという。Dylan がそうであったように、おそらく Lang もフォークのルーツを辿りつつプリミティブなカントリーブルースに接近していったのだろうが、その結晶として紡ぎ出されたギター・インストゥルメンタルは、むしろロックの響きを伴って私の耳に届く。フラワーチルドレンの視線を集めながら、ドラッグの紫煙の中で果てしないインプロヴァイズに耽る Jerry Garcia あたりと、何故か姿がダブるのだな。'01年に、長い沈黙を破ってニューアルバムをリリースしたが、そこではまっとうなカントリーブルースに回帰しているようだ。やはり'70年前後は誰もがラリっていた、ということなんだろうか(実もフタもない^^)。

Disk

The Thing At The Nursery Room Window

The Thing At The Nursery Room Window

'73年、Takoma からのソロデビュー作。6弦ギターの快速スリーフィンガー、およびワイルドなスライドを交えた12弦ギターの全編オリジナル作によるギターインスト。最近のドンシャリ・ハイファイちっくなアコギサウンドに慣れた耳には、このアルバムの枯れたギターの音が妙に心地よい。トップナンバー「Snow Trad」はベンディングを交えたスリーフィンガーで、Michael Gulezian に与えた影響がハッキリと窺える。単純に「聴いていて楽しく、前向きになれる」類の音楽ではなく、むしろ不安や漠然とした哀しみを感じる人もいるだろう。それだからこそ歳月を越えた愛聴盤になり得る予感がする。ボーナストラックに追加された3曲も本編に劣らぬ力作で、内容の濃い一枚。お買い得ナリ。


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Links

http://www.folkrocks.com/PeterLang.html

Referred From

Bosco & Jorge, Peppino D'Agostino

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Michael Langer
Pierre Laniau