Kenny Sultan

(ケニー サルタン)

Bio

USA

Genre

ブルーズ

Keywords

スティール弦ギター フィンガーピッキング

Profile

米西海岸出身のブルース「アコースティック」ギタリスト。そう、ブルースギタリストがアコギを手にするとき、それはたいてい弾き語りの為だが、Kenny Sultan は嬉しいことに「専門ギタリスト」なんである。7歳からギターを弾き始めたという彼だが、 T-Bone Walker や Lightnin' Hopkins との出会いが Sultan の一生を決定づけた。'78年にハープ吹き兼ブルースシンガー Tom Ball とコンビを組み、アコースティックデュオとして地道ながら息の長い活動を続けてきており、ルーツミュージックの名門レーベル Kicking Mule に多くの録音も残している。アコギでブルースというと、カントリーブルースで聴かれる、ほのぼのとしたラグタイムスタイルを連想するが、Sultan のプレイはどちらかというとテキサススタイルの色が濃い。ガッガッと強烈にリズムを刻みながら切れ味鋭いフレーズを繰り出すあたり、Lightnin' Hopkins 譲りでカッコ良い!! ウェストコースト・ミュージシャンの身上というべきか、ハッタリが効いていつつも泥臭くなくて重すぎない。ロック経由でブルースに入門したリスナーにはうってつけじゃなかろうか。さて Kenny Sultan、'01には突如ソロアルバムをリリースして脂の乗った時期に突入したという印象だ。日本じゃ知名度が低いだけに、ロック/ブルースファンは要チェック。

Disk

West Coast Blues

West Coast Blues

'01年、良質のアコースティックギターミュージックを積極的にリリースしている新興レーベル Solid Air Records からのソロ第一作。本人が「真夜中の自宅でカウチに座ってくつろぎながら、自分の為にプレイしているみたいに録ったんだ」と語るように、アコギ一本で様々なスタイルのブルース・インストゥルメンタルが17曲。個人的には、こんなアルバムを待っていたんだよ!! と喝采したい気持ちでいっぱい。Elmore James の名演で名高いブルースの聖典(のわりにはアコギでのカバーはあまり無い)「Dust My Bloom」を筆頭に、「Crow Jane」「Buck Dancers Choice」などのトラッド、「Shangri-La」の妖しいスライドギター、とまあ美味しいプレイがいっぱい。アコギでブルースしながらも、ちっとも枯れを感じさせないこのディスクだけど、14曲目の「Ragging The Blues」の解説で、「ラグタイムは好きだよ。けど、これはブルースのレコードだからね」とは本人の弁。納得。


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Amazon.co.jp iTunes Store

Links

http://www.bassharp.com/tomball.htm

Referred From

Tom Ball, Mike Dowling

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