Tomatito

(トマティート)

Bio

スペイン , 1959-8-20 〜

Genre

フラメンコ

Keywords

ガットギター フィンガーピッキング

Profile

若干二十歳にして今は亡き天才カンタオール Camaron の伴奏者として一躍名を馳せた、アンダルシア出身のフラメンコギタリスト。最近はフラメンコも血筋を売りにするような傾向は薄れてきたけど、この人は正真正銘ジプシー一族の出身で、伯父にやはりギタリストの Niño Miguel を持つ。本名は Jose Fernandez Torres、芸名を和訳すれば「トマトちゃん」といったところか。そのせいでもないだろうが、同世代のギタリスト Vicente Amigo が近よりがたい緊張感を漂わせているのに対して、こちらはオープンな印象を与える。Paco de Lucai の次世代筆頭株として押さえておきたい逸材。

Disk

Barrio Negro

Barrio Negro

'91年に Camaron らを迎えて録音されたソロ第2作。多くの曲にベースやパーカッションが参加しており、華のあるアルバムである。ちなみにベースは Carles Benavent で、これは Paco 人脈。トップナンバーのルンバにはホーンセクションまで加わって、合間を突き刺すような一斉砲撃はまるでファンク。フラメンコもここまで来たのですなぁと感慨ひとしおだが、イロモノっぽいのはそこまで。5曲目のブレリアスは息詰まるパッセージの連続にモダンな感覚が乗っかり、ギターファンを唸らせるカッコよさ! 最終曲のタランタスも幽玄の響きが美しい。伴奏で本領を発揮するギタリストと言われるが、大カンタオールの片腕を務めてきた強者ギタリストのソロが悪かろう筈は無いのだ。


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