今は亡き大カンタオーレ、Camaron の伴奏で一躍名を馳せたフラメンコギタリスト。本名は Jose Fernandez Torres。芸名を和訳すれば「トマトちゃん」といったところか。確かに同世代のギタリスト Vicente Amigo が近よりがたい緊張感を漂わせているのに対して、こちらはずっと肩の力が抜けているというか、より自由人的印象を与える。
'91年に Camaron らを迎えて録音されたソロ第2作。多くの曲にベースやパーカッションが参加しており、華のあるアルバムである。ちなみにベースは Carles Benavent で、これは Paco 人脈。ルンバにはブラスセクションまで加わって、フラメンコもここまで来たかと思わされる。最終曲のタランタスが美しい。